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日米風水事情 風水用語



日米風水事情

 少し前になりますが、アメリカのTVシリーズ「Penn&Teller」という番組で風水の特集をやっていました。
流派の違う3人の風水師が登場し、それぞれの風水鑑定を披露するという番組でした。何と3人のうちの一人はAFSI受講者だったのです。彼女はAFSIで習った理論の上で家を鑑定していましたから、私は納得して見ていたのですが、残りの2人はソファーを動かしたり(!)鏡を置いたり(!)することで幸運が舞い込んでくると言うのです。それも彼らの鑑定料は$1500から$7000!(日本円では17万円から80万円近く!)というからビックリです。風水はBull Shit!(直訳は「牛のおしっこ」ですが、この場合「ナンセンス」とか「まやかし」という意味に近い)というレッテルを一般視聴者に与えてしまったみたいです。概して、テレビ(雑誌もそうですが)という媒体は番組制作側で一般向けに受けるようにアレンジしてしまう傾向があるので出演者の主張がうまく伝わらないと思いますが、あれはちょっとひどかった。詐欺に近い印象を受けた視聴者も多かったのでは?と危惧しました。日本でも風水を迷信だとか眉唾ものだと思っている人は少なくないと思いますが、それはアメリカも同様です。マスコミの力は偉大すぎるのでMaster Sang師は表に出ません。そしてそれが一番賢いのかもしれませんね。
 
 インドの風水Vaatsu(バアッゥ)について
私はIT(コンピュータ)部署で働いているので、同僚には多くのインド人がいます。(ちなみに、インドでは公用語が英語であること、大学でSAPなどのERP(企業統合管理システム)を含めて実際に学べること、人件費が安いことなどでIT関連はインド人が台頭しています)。彼らに風水の事を話すと、インドではVaatsuがあり家の建てる際に利用するのだそうです。彼らに言わせれば、中国の風水はインドのVaatsuを基礎としているのだと、インドが本家であることを主張しております。Vaatsuは、インドの正統的バラモン教の根本聖典Vedas(ベーダ)をベースとした古代インドの建築上の科学といわれています。(因みに風水は易経を基礎としています)。Vaatsuを要約して説明すると、「家を建築する際には、基本設計であるガイドラインに沿った家を建てることがベストである」ということです。つまり日本の家相と類似している感がありますね。例えば玄関は北東、寝室は南西、トイレは東というように。これらの方位に合わせた家づくりがベストだと言うのです。詳細をお知りになりたい方はこちら(英語)です。風水と言っても、宗教と同じように様々な流派があります。そしてそれぞれが自分が正しいと主張しています。
話は逸れますが、インドには頭がよくなる薬(ハーブ)があるそうです。自然なもので副作用もなし、毎晩、2-3年飲み続けると頭がよくなるそうです。インドでもあまり知られていないらしく、薬もインドに行かなければ手に入らないと同僚の一人が言ってました。真価のほどはわかりませんが。。。。一度アーユルベーダを体験しにインドに行ったみたいものです。その時、その頭のよくなるという薬を探してきます。
 
■ アメリカでポピュラーな黒帽派風水とは?
英語では、通称Black Hat Sect(ブラック ハット セクト)といわれ、Black Hat Sect Tantric Buddhist Feng Shuiの略称です。20年前、カリフォルニアのバークレーという街に住むトーマス・リンが作り上げたものです。伝統風水が数千年の歴史に対して、まだ20年しか年月が経っていません。黒帽派風水とはどんなものかと一言で説明すると、ある方位が恋愛コーナだとか、富のコーナだとか云うものです。どの家も同じであること、八卦鏡やクリスタル、風鈴なども使っています。西洋の人々に間に広まった理由は、方位さえわかればシンプルで簡単に適用できることだからでしょうか(日本も同じですね)。歴史が浅いのですぐ覚えられます。アメリカではこれを風水と思っている人が少なくなく、色々な風水グッズが売られています。アメリカ風水研究所で教えているのは正統派である中国伝統風水なので奥が深く、私も未だ勉強中です。 
 
■ 新ワールドトレードセンタービルは風水では凶?
アメリカのNCBuyというネット上でニュースを配信している記事の中である風水に関する記事が載っていました。NYの9・11で崩壊した世界貿易センターの再建計画で予定されている新しい建物のデザインが風水では凶であるという記事です。LA在中の風水師アンジー・マ・ウォン(聞いたことがない)によると、新デザインでは妙な角が多くエネルギーの流れを抑制してしまうというのです。それに陰の中に多くの陽があり、陰の中に多くの陽があるとも言っています。またここで働く人は緊張を感じ、神経質になりやすく、また不調和になり、「運は逃げていくだろう」ことを危惧しています。できるのならば建物の形を大聖堂にすると良いとアドバイスしていました。多分、この風水師は実際にNYに行くことなく、建物の座向を測ることなく青写真だけで判断したのだと思います。伝統風水では建物を見ることなく、(もし新地であれば現場に行くことなく)鑑定は行いません。確かに建物が角が多いと、そこに住む(働く)人よりも周りに影響が出ます。香港の中国銀行と上海香港銀行(因みにマスターサング老師はここのコンサルタントです)が良い例です。もし建物が三角形で奇妙な作りをしていると、プレシャーを感じることはあります。陰陽の関係も詳しく説明されていなかったので疑問です。何故大聖堂の形が良いのか?、これもわかりません。この記事自体が短いのであまりコメントできなのですが、読んでいてバカらしく思いました。建物は周りの環境と調和すべきで、あまり突飛な建物は一般的に良くありません。世界貿易センターの跡地は、3日以上燃え続けたので土地は浄化されていると思いますが、新ビルといっても同じ土地で働くことは、私としては避けたいものです。
 
■ ビーチで異性をアピールするには、南東に向けてビールクーラーを置く?
またアメリカのNCBuyというニュースからです。ここではどうも面白おかしな話題しか取り上げていないのですが、こういうお馬鹿な話題も記事になるということで。。。DavidChoというLAに住む中国人の自称「風水師」(TVシリーズ「Penn&Teller」に出ていた彼のショートビデオはこちらへ)」が発言した内容です。「ビーチでは、きつく小さめのビキニが異性の目を引きますが、ビールクーラを南西(ここで南東が南西になっている)に向けると、更に異性にアピールできます。タオルの南西のコーナに、氷でビールクーラを一杯に満たしておくのが良いことです。しかし赤い缶であるコーラを入れておくと変人しか惹きつけないので、白い缶を入れて置くのが良いでしょう。またビーチパラソルを東に置くと、二人の異性が現れた時に決断をするきっかけを与えてくれます。。。」と、まだ記事は続くのですがバカバカしいので止めます。こういう発言を鵜呑みにする人はいないと思いますが、カリフォルニアのサンタモニカには結構いるかも。。。アメリカでは風水が現在ブームになっており、自称風水師が毎月のように増え続けています。

 

■ アメリカで販売されている風水本 その1

アメリカのみならず日本のWEBでも、正統派中国風水のお勧め本として紹介されていますから、ご存知の方もいらっしゃるはずです。実は、この著者(夫婦)は、アメリカ風水研究所(AFSI)の受講終了者です。この本には、AFSIのクラスで教えている教材や写真がふんだんに使われています。この一冊で風水だけではなく四柱推命もカバーされており、値段からするとおつりが来るくらいの内容(風水の理論、方式、実践、鑑定例や質疑など盛り沢山)だと思います。もちろん、四柱推命もアメリカ風水研究所の教材からコピーしています。この本を出版する前に、一応老師であるマスターサング師から許可をもらっていますので、ここで私が彼らを糾弾するわけではないのですが、ちょっと内容に問題があります。最新版であるEdition2では、鑑定方法が陰宅風水になっていて、陽宅風水ではありません。これが大きな間違いです。そして飛星図も同様です。これは、共著であるJosephYu氏が陰宅方法しか知らないからではないかと思いますが。。。一応、お知らせします。